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いとこと私と赤ちゃん

No.7010
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 私には、富山県に2才年下の仲のいい、いとこの女の子がいます。そのいとこに今年の2月妹ができました。私は末っ子で、いとことも年があまりはなれていないので、赤ちゃんと身近で接するのは初めての経験です。赤ちゃんは小さくてこわれそうで、初めてだっこした時は少しこわかったけれど、なれるとかわいくてたまらなくなりました。
 夏休みになって間もなく、その赤ちゃんと半年ぶりに再会しました。まだ小さいけれど首もしっかりすわり、話かけると笑顔になって、言葉が通じたと思えるように、何か一生けん命伝えようとしてきます。そんな赤ちゃんを見ると、私はますますかわいく感じてしまいます。
 いとこと私は、おしめをかえたりあやしたり、母親になった気分で赤ちゃんの世話をしています。おばさんにかかえられてお乳を飲む赤ちゃんのすがたは、とても幸せそうです。
 私も両親やそ父母、そして姉たちから、やさしく大切に見守られながら、育ったのだと思うと、少しだけ感しゃの気持ちがわきました。
 私は学校でかん境係として、こん虫や植物などの世話をしていますが、思いがけなく死んだりかれたりすることがあります。えさや水をあたえて大事に育てているつもりだったのに、とつ然の出来事にショックで、悲しく落ち込んだ気持ちになってしまいます。
 しかし、愛情に包まれながらすくすくと育っていく赤ちゃんに接していると、生命力のたくましさを感じて元気がでてきます。
 テレビのニュースで事こや自さつで命を失ってしまった人たちのことを、見たり聞いたりしても、今までは、他人事のように感じていましたが、身近で赤ちゃんと過ごし、一つしかない命がとても大切だと思いました。

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