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1本の電話から

No.6977
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、1本の電話から、命の大切さを学ぶことになりました。電話機から聞こえたのは、おどろく内容でした。
「ひいおばあちゃんがたおれた。」
 いつも、おばあちゃんの家に行くと、笑顔であいさつをしてくれたり、92才には見えないほど軽やかに階だんを上り下りしたり、料理や洗たくをしたりしていたひいおばあちゃん。元気だったひいおばあちゃんがたおれたと聞いて、とまどいしかありませんでした。幸い、ひいおばあちゃんはきん急手術で助かりました。原因は、のうこうそくでした。ひいおばあちゃんのけん命な努力で、10月上旬の退院が決まりました。ひいおばあちゃんのこの生命力に、ぼくは改めて学校で先生が話しているいのちのことを思い出し、「簡単に命を終わらせてはいけない!!」と感じました。
 今、新型コロナウイルス感せん症のばくはつ的な広がりによって、日本だけでなく、世界中で重症者や死者がふえています。けれど、ぼくは大切な人が亡くなるということへの実感がわきませんでした。でも、今回のことで、亡くなるというおそろしさを身近なところで実感しました。今まではえられなかった経験をしました。命について考えたりする時は、これまで以上に考えて、人々や自分の命を大切にしようと思いました。

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