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じいちゃん、ありがとう

No.6942
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくのじいちゃんは、2年前の冬に、くも膜下出血という脳の病気で亡くなりました。前日までは元気で、いっしょに銭湯に行こうと話をしていたので、じいちゃんがたおれたと連絡が来た時は、信じられませんでした。急いで病院に行きましたが、じいちゃんはもう意識がなく、そのまま亡くなりました。言葉には言い表せないくらいつらかったです。
 じいちゃんとは、いっしょにいろんなところに行ったり、いろんなことをしました。ぼくが小さいときには、新幹線に乗せてくれたり、じいちゃんの持っていたモーターボートに乗せてくれたりしました。じいちゃんは、とてもやさしくて、いっしょに話していて楽しかったです。たくさん思い出がありますが、今がんばっているドラムを見てほしかったし、もっといっしょに釣りに行きたかったです。泳げなかったぼくが30分間回泳に合格したことを知ったら、とても喜んでくれたと思います。それが伝えられないのは、やっぱりさみしいです。
 ぼくは、じいちゃんが亡くなって、あることに気が付きました。いつもいっしょにいてくれる家族や友達がいることは、当たり前なことではないということです。家族や友達に対して常に感謝の心を持つことが大切だと思いました。何かを手伝ってもらったときに「ありがとう」と返すだけで、自分も相手もいい気持ちになると思います。相手に感謝の気持ちを伝えることで、みんな仲良く楽しく生活していきたいです。
 じいちゃんは、たくさんのいい思い出と大切なことを教えてくれました。じいちゃん、ありがとう。

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