命のすばらしさ、今ここにいる幸せ

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

　「この後私、病気とかならないかな…。」
私は、よく心配しなくてもいいことを心配してしまう。病気のことやケガのことなど、いろんなことを。お母さんには、心配する必要ないよと言われるけど、いつもちょっとした事ですぐ心配してしまう。そんなある時、私は命のすばらしさ、今ここにいる幸せに気づいた。世界には、苦しんでる人がたくさんいる。それなのに私は、あんな事で心配するのは苦しんでる人に悪いと思ったからだ。
　世界には、水が少ない国、食料がない国、家がない国など、私があたり前のようにしてた物がない国がたくさんある。今でも戦争が続いてる国もある。でも日本は、戦争もないし、他の国との争いも少なく、特に私の家は衣食住全てそろっている。それ自体がとても幸せなことだ。だから、それに感しゃしなくてはならない。私はそう感じた。
「日本って幸せな国だな…。私って幸せだな…。」
幸せなことを実感し、今ここにいることに感しゃをし、その日は、深いねむりに落ちていった。
　そして、今世界のどこかで苦しんでる人を応えんし、自分の今のすばらしさに感しゃして、この人生を生きようと思う。私の、家族の、友達の命を大切にしながら…。