緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

大切な命

No.6931
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくのおじいちゃんは、去年パーキンソン病で死んでしまいました。79さいでした。
 おじいちゃんは、死ぬ1か月前に入院したけれど、新がたコロナウイルスのえいきょうで、ぼくは1度も病院にお見まいに行けませんでした。いつもは、入院しても会いに行けたけれど、おばあちゃんでもほとんど会うことが出来なかったから、おじいちゃんは、とてもさみしかったと思います。いつも家に帰りたいと言ったり、病院の食事や点てきをしなかったり、ベッドから落ちてかんごふさんを何度もこまらせたようです。ぼくは、コロナがはやっていなかったら、会いに行ってはげましてあげれるのにと、とてもつらかったです。おじいちゃんは、入院したらどんどん元気がなくなって、最後には、話すことも字を書くことも出来ませんでした。病気が悪化して、きん力が落ちたからです。お母さんが会いに行った時に、何かを一生けん命話そうとしてくれたみたいだったけれど、結局何を言っているのかは、分からなかったと泣いていました。
 今、新がたコロナウイルスのえいきょうで、おじいちゃんのようにさみしく入院している人がたくさんいると思います。入院している人だけじゃなく、家族も同じようにさみしい気持ちです。ぼくは入院する前の元気なおじいちゃんしか知りません。だから、おじいちゃんが死んだことや、やせて細くなってしまったことが信じられません。最後におじいちゃんと話をすることも、顔を見ることもできないなんて、とてもかなしいことだと思います。でも、きっと天国からぼくのことを見守っていてくれるだろうな。おじいちゃん、ぼくがんばるね。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?