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No.6735
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
私には大切な妹が1人います。名前は○○ちゃん。お兄ちゃんの名前と私の名前を1字ずつとって名付けられました。
○○ちゃんは生まれつき、染色体異常の病気を持って産まれてきました。心ぞうが悪くて、指も1つ多くて歩けませんでした。お口からおっぱいを飲むこともできず、お母さんの母乳を綿棒で口に濡らして飲むことくらいしかできませんでした。産まれてから3ヶ月という短い命でしたが、○○ちゃんと過ごした時間は大切な時間でした。私はまだ3歳だったのではっきり覚えていませんが、病院へ行ってお兄ちゃんとだっこやおっぱいをあげる喧嘩をしたのを覚えています。
命の大切さってどんなことだろうって思った時に○○ちゃんのことを考えました。生きたかっただろうな…とか、一緒に遊んだり、お菓子を食べたりしたかっただろうな…とか。
最近、すぐに「死ね」という言葉を言う人がいます。生きたくても生きることができなかった人が世の中には沢山居る事を忘れないでほしいです。
○○ちゃんはお空へ行ってしまいましたが、いつも一緒です。お家に帰れば「お帰りー」って声がする気がします。だから、私もお兄ちゃんも毎日、「○○ちゃんただいま!」「いってきます!」が日課です。○○ちゃんの分まで毎日を大事に過ごしたいと思いました。
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