緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

生きるということ

No.6689
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、4人兄弟で姉がいます。今日は、その姉について書きます。
 ぼくの姉は「ご飯を食べる」ことや「歩く」ことはできますが、「ご飯を作る」、「話す」、「着がえる」ことができない16才です。でも、いつも笑顔でいてくれるので元気をもらっています。
 姉には、てんかんという持病があります。先日、けいれんを起こしました。3回くらい短いけいれんを起こしました。夕食後、ぼくとお父さんと姉が起きていたら、いつもとちがうけいれんを起こし、2分ちょっとけいれんがとまらなかったので救急車をよびました。救急車が来たことが心配だったし、もしかして死んでしまうかも、と思って不安でいっぱいで、ぼくはあまりねむれませんでした。
 よく日の朝、親から、1日入院して帰ってくると聞いて心が落ちつきました。夕方、なにもなかったかのように退院してきました。いつも通りの、にこにこしてる姉でした。姉はほとんどなにもできないけど、笑顔でいるだけでいつも楽しくしあわせな気持ちにしてくれます。
 ぼくにとって「生きる」ということは、いつも笑顔で元気でいる人が、いつも通り、笑顔で元気でそばにいてくれることです。姉がいることで「生きる」を感じました。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?