ペットを飼うこと

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

　私は犬やねこが好きなので、よくペットショップに行きます。先日ねこを見ていたら、店員さんが声をかけてくれました。
「ペットを飼う予定ですか?だっこしてみますか。」
そのねこはねていたので、「大丈夫かな?」と思いましたが、すっとだきあげて連れてきてくれました。
「ペットを飼うといやされるし、やさしい心になれるよ。お父さん、どうでしょうか?18万円です。このねだんでは、なかなか買えないですよ。」
と、父に店員さんが言いました。とても、ふくざつな気持ちになりました。その日はだっこするだけで帰りました。帰りの車の中で、
「ねているところを連れてくるのは、かわいそうだったね。」
と話しました。ペットをもののようにあつかっているように見えて、少しさみしい気持ちになったからです。
　それでも私は、ペットがほしいなと思ってしまいます。けれど、ペットを飼うということは、とても勇気のいることです。ペットを飼ったら食事をあげたり、トイレのお世話もしなければいけません。大切に育てて、どんなことがあっても、受けとめなければいけません。まだ、「私にできるかな?」と心配になってしまうので、その心の準備が出来た時、ペットを飼いたいと思います。