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私の勲章

No.6685
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 私のお腹には勲章があります。
 保育園の年少の時、夏になるとプールがあって水着に着替えます。お腹の傷をお友達に見られるのが嫌で、お母さんにどうしようと聞きました。お母さんは、
「お腹の傷はがんばった勲章。お友達に何か聞かれても自信をもって言えばいいんだよ。」
と言いました。そして、その傷がどうして私のお腹にあるのか教えてくれました。
「生まれた次の日に手術をしたんだよ。お腹の中にいる時に病気が見つかり、お父さんとお母さんは無事に生まれてくれるか心配だったんだよ。」
と。私はびっくりしました。そんな事があったなんて知りませんでした。赤ちゃんの時のことは覚えていないからです。
 私がお母さんのお腹の中にいる時から、お父さんもお母さんもみんな私のことを大切に思い、心配してくれていたんだな、と思いました。
 私のいのちは、家族やお医者さん、いろんな人達のおかげで今があることを知りました。その話を聞いた時から、お腹の傷は私にとって傷ではなく、勲章になりました。

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