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命の大切さ

No.6667
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 これは今から6年前の話です。ぼくがまだ年長さんになってすぐのことでした。まーちゃんが死んでしまったのです。まーちゃんとは、ぼくにとって初めての弟になるはずだった、お母さんのお腹にいた、31週の生まれる前の赤ちゃんです。
 初めての弟だったので、とても楽しみにしていました。まーちゃんが死んでしまう1日前の日には、お腹の中で元気よく動いていたのに、次の日には死んでしまったなんて本当にかなしくつらかったです。原因は、まーちゃんとお母さんのおへそをつなぐたいばんが突然はがれてしまったからだと先生は言っていました。でも、突然たいばんがはがれた原因については、全く分からないということでした。ぼくもまーちゃんの火そう場には行きましたが、つらすぎて最後まで見とどけることはできませんでした。
 今、ぼくには、2さいになったばかりの弟がいます。その生活はとても楽しいです。まーちゃんの事を思いだすと、弟とすごすなにげない日々がとてもありがたく感じます。
 ぼくの大好きな弟、生まれてきてくれてありがとう。
 お母さん、ぼくと弟とまーちゃんを産んでくれてありがとう。
 まーちゃん、命の大切さをおしえてくれてありがとう。

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