命とはなにか

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

　私は、「命とはなにか」という言葉を聞いて、頭がクエスチョンマークでうめられていった。
「命ってどういうもの?」
「命ってどこにあるの?」
「命があるってどういうことなの?」
　次々と頭にクエスチョンマークがうかぶ。それで友達に聞いてみると、友達は、
「私は、命とは、だれにでもあるものだと思うよ。」
と話してくれた。たしかにそう思ったけれども、
「何で生き物には命があるのだろう?」
私の頭の中に、またクエスチョンマークが生まれた。
　そんなある日、テレビのニュースを見ていると、アナウンサーが、
「今日、中学生の女の子が友達にいじめられ、自殺していたことが分かりました。」
と話していた。中学校でいじめを受け、不登校になってしまったそうだ。この女の子には、まだ夢のような楽しい人生が待っていたかもしれないのに、中学生でこの世を去ってしまった。そう思えば思うほど、心がいたんだ。
　私も、自分の何げない一言で相手をきずつけてしまい、その一言で相手の命をうばってしまうことがないようにしたい。
　命とは、一人に一つしかない、大切なものなんだな、と思った。そして、こういった自殺や、いじめで命をおとすことのない世の中にしたいと思った。