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大切な命

No.6649
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 今から4年前、私のおばあちゃんの家に、ほごをした子犬がやって来ました。その子犬は保健所につれて行かれる所でした。でも、保健所につれて行かれる前の日に、おばあちゃんの家に引き取られる事になりました。おばあちゃんの家に来た時は、ものすごくやせていて大人の両手に乗るくらいの小ささでした。足をさわると折れそうなほど細く、こわくてさわれませんでした。「この子犬は前の飼い主から、しっかりごはんを毎日もらっていたのかな。散歩につれて行ってもらっていたのかな。」と思いました。エサをあげなかったり散歩につれて行かなかったりすると、元気がなくなったり死んでしまったりします。生き物を飼うのは、そう簡単ではありません。なぜなら「生きているから」です。生きているから、飼い主の人はしっかりとせき任をもって世話をしなければいけません。と中であきらめたり世話をやめる事はできません。
 おばあちゃんの住んでいる地域では、「保ご犬」や「保ごねこ」を引き取って飼っている人が何人かいるそうです。元の飼い主の人は何を考えて動物を育てていたのか。動物を「飼う」と「買う」の意味は同じではありません。「飼う」とは「飼育」をする事。ただの「買う」とは意味がちがいます。動物などを育てる時は、動物にも命があるから最後までせき任をもって育てなければいけません。
 おばあちゃんの家に保ごされた犬は6才になり、体も大きく元気に過ごしています。散歩に行くのも大好きです。

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