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大きいばぁばの命と死

No.6631
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 私は、命についてあまり考えたことがなかったけど、大きいばぁばの死でいろいろと感じたことがありました。
 ばぁばは老すいで、2年前の8月に93才で亡くなりました。
 家から1時間半位かかる病院へおみまいに行きました。最初の頃はとても元気で、私達が手紙などわたすと笑顔でよろこんでくれました。ですが、お見まいに行くにつれ体調が変化していきました。
 ごえん性肺炎になってはいけないのでずっと点てきだけで生きていて、時々「お水ちょうだい。」、「お水ちょうだい。」と私や家族に何回もくり返しうったえてきました。それが、あまりにもかわいそうで、私は水をあげたい気持ちもあるけれど、肺炎になってしまうともっと苦しい思いをさせてしまうと思い、そこは、ぐっとがまんして病院のろう下で泣いてしまいました。
 点てきだけで、3ヶ月位がんばって生きようとしたばぁばが亡くなり、火そう場で、あげた手紙もいっしょに燃やしてもらい最後のお別れもしました。
 人も動物も命あるかぎり、別れはいつおとずれるか分からないので、一日一日を大切に、楽しく過ごせるように心がけたいとばぁばの死をもって思いました。
 大好きな大きいばぁばへのメッセージとして、天国でも私達と楽しく過ごした日々のことを思い出として、これからも私達のことを見守っててねと墓前でおいのりしました。
 これからも、強くてやさしい大きいばぁばのように生きていきたいと思います。

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