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命について考えてみた

No.6609
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは命について考えたことがなかった。でも、命の手紙の作文を書くことにしたので、考えてみた。
 命ってなんだろう。分からない。当たり前のものだと思っていた。命って難しい。だから、もうすぐ死んでしまいそうなおばあちゃんの犬のことを考えてみた。
 犬の名前はレオン。年令は人間でいうと95才らしい。目も見えないし、耳も聞こえない。食欲もなくなってきた。だけど鼻は良い。足の力も弱くなってきて、動きたい様子だけど動けない。一応歩けるけど、すぐすべって、すぐ転ぶ。前は、
「ワンワン。」
と、すぐ、ほえておこっていたけど、今はおこる力もなくてほえないようになった。お父さんとぼくはおばあちゃんの家にいくたびに、
「今日で会えなくなるかも。」
と言っている。
 もし、レオンがいなくなったらなんて、想像もつかない。いつもおばあちゃんの家に当たり前にいたレオンがいなくなったらなんて。考えても考えても分からなかった。やっぱり命は難しい。いつか分かるようになりたいな。

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