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なくなった大おばあちゃんへ

No.6592
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 わたしが、2年生の時、9月に体験したお話です。わたしは、いつも通りに学校が終わった後に、児童会で過ごしていました。友達とふ通に遊んでいたときに、お母さんが迎えにきました。すると、お母さんの目が涙目になっていて、「どうしたの?」と聞いたら、「ろうすい。」と言ってきました。わたしが、「ろうすいって?」と聞くと、「年寄りの人が、病気もなく、静かに息を引き取ることだよ。」と泣きながら言いました。「なんで泣いてるの?」と聞くと、「あなたが好きなおじいちゃんを生んだ大おばあちゃんがなくなったの。」と静かに言いました。わたしは、話す事が話せなくなり、その場で、しゃがみこんでしまいました。
 家に帰った後、お父さんにだきついて泣きさけびました。それから2日後、おばあちゃんとおじいちゃんの家に行きました。すると、リビングに箱がありました。わたしは知っています。その箱は、なくなった人が箱の中で安らかにねむるところです。大おばあちゃんは、安らかにねむっていました。それを見て、わたしはなんだかこわくなってしまいました。家に帰ってねると、ゆめに大おばあちゃんが出てきました。すると、大おばあちゃんが、「こわくないから大じょうぶ、安心して。」と言ったように聞こえました。その後、目がさめて、ゆめはなくなりましたが、次の日また、大おばあちゃんがゆめに出てきました。2回目のゆめの内容はおぼえていませんが、なんだかうれしかったです。
 おつやでは、おきょうが長く、ねむくなってしまいましたが、大おばあちゃんを思い出すと、かなしくなってしまいました。次の日のおそう式は、すごかったです。大おばあちゃんがおほねになる前から大泣きでした。おほねになると、ねつがでるほど泣いてすごかったです。おねえちゃんも大泣きでした。それを思い、命は大切だとあらためて感じました。

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