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大好きな人と大事な命について

No.6574
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくには、大好きなお兄ちゃんがいました。お兄ちゃんといっても本当のお兄ちゃんではありませんが、お母さんの弟でぼくのおじです。3人兄弟の長男でお兄ちゃんがほしいぼくは、本当のお兄ちゃんと思っています。
 でも、その大好きなお兄ちゃんは、「また来るからな。」と言って3年たつけどまだ来てくれません。とつぜん死んでしまいました。最初に知らされた時はなにを言われているのか分かりませんでした。とても元気で明るくて、いつもたくさん遊んでくれる優しいお兄ちゃんが死んだ事、今でも受け入れられません。お兄ちゃんの部屋には、作り置きされたご飯や結こんが決まっていた彼女さんと行くはずだったチケットがありました。きっとお兄ちゃんも死ぬとは思ってなかったと思います。
 この出来事があって、命とは明日どうなっているか分からないという事を改めて実感しました。今、生きている事がきせき。ご飯を食べられる事、約束が守れる事、勉強できる事、あたり前じゃないきせきが連なって生きているんだと思いました。
 ぼくは、困った事があると今でもお兄ちゃんにもらったかた見のプレゼントを見て問いかけます。すると、不思議な事にちがう発想がうまれます。ぼくは、それはお兄ちゃんが助けてくれていると思っています。
 もう一度会いたい、話したい、大好きなお兄ちゃん。また会う時、ぼくは一生けん命に生きぬいて、たくさんの笑い話をプレゼントしたいと思います。だから、これからも見守ってほしいと思います。ぼくの大好きなお兄ちゃん。

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