緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

小さないのち

No.6567
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 私は3年生の頃、みーちゃんとなーちゃんという名前のハムスターを飼っていました。みーちゃんとなーちゃんはゴールデンハムスターという種類で、毛が長いからなーちゃん、毛が短いからみーちゃんという名前をつけてかわいがっていました。みーちゃんもなーちゃんも、私の手からごはんを食べてくれるくらいなついてくれて、ダンボールで作った手作りの遊び場でも、すごく楽しそうに遊んでくれました。
 冬になって、みーちゃんとなーちゃんは巣穴で過ごす事が多くなり、ふとのぞいてみると、みーちゃんが動かなくなって、冬眠していました。自然界では、きびしい冬をのりこえるため冬眠をするのですが、体への負担が大きいことから、ペットの場合は冬眠させてはいけません。寒いと冬眠するため、ケージの中は寒く、温かさが不十分でした。調べてみると、少しずつ温めると息をふき返すことがあると分かったので、手の中で温めました。しばらくたつと、小さな声で鳴き始めました。でも、苦しそうに鳴いていたので、少しは楽になるのかと思い、みーちゃんの体を動かして違う方向に向けたら、急に動かなくなり、その場で死んでしまいました。自分がみーちゃんを動かさなかったら、みーちゃんは生きていたかもしれない、と思うと泣けてきました。その時、命は1つしかないこと、そしてものすごく大切な物だと改めて思いました。小さな動物でも、生き物を飼うことはその生き物の命をあずかることであり、大きな責任があるということがわかりました。
 私は、しょう来、動物に関わる仕事につき、動物を大切にしていきたいです。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?