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いのち

No.6454
小学校5年生

 僕は、今までにひいお爺ちゃんと2人のひいお婆ちゃん、1匹の猫を亡くしました。
 6歳の時、近くに住んでいたひいお婆ちゃんが亡くなりました。毎日のように会っていたので、居なくなってしまってとてもさみしかったです。毎年プレゼントをくれたり、一緒に歌を歌ってくれた事を覚えています。
 次の年、ひいお爺ちゃんを亡くしました。ひいお爺ちゃんは畑をやっていて、一緒に収穫に連れていってくれました。離れて暮らしていたので思い出はたくさんないけれど、ひいお爺ちゃんは優しくて、とても楽しかったことを思い出します。ぼくは今、畑をやっているので、もしまだひいお爺ちゃんが生きていたら、畑の事をたくさん聞きたかったなと思います。
 3年生の冬、ひいお婆ちゃんを亡くしました。このひいお婆ちゃんは、僕達がいたずらをしても、いつも優しい笑顔で接してくれました。ある日突然亡くなってしまったのでびっくりしました。すごく悲しかったです。
 その翌年、1匹の黒猫を亡くしました。この黒猫は人見知りで、遊びに行くとすぐ僕達の手の届かない所へ逃げてしまいました。亡くなる1年前頃からやっとなついてきてくれるようになったのに、事故をきっかけに亡くなってしまいました。だんだんと弱くなっていく姿を見ていたので、亡くなった時はすごく悲しくて、いっぱいいっぱい泣きました。もっともっと遊んであげたかったです。でも今は2匹の新しい猫がいるので、この子達をたくさんかわいがってあげたいです。
 何度経験しても、人や動物が亡くなるのはとてもとても悲しい気持ちになります。お墓参りや仏だんに手を合わせると、その人との思い出がよみがえって来ます。僕が楽しんでいる時に現れる黒アゲハ蝶。葬式の時にもいたけれど、お婆ちゃんなのかな?

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