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お墓参り

No.6442
小学校5年生

 私の祖父は、5年前に亡くなりました。お墓参りでは、みんなで祖父の事を話します。祖母は前、祖父と店をやっていて、祖父との思い出がたくさんあると思います。お墓参りにはいつも祖母は香花を持っていきます。香花は、夜に強い香りの花が咲く木から名づけられました。私はこのことを知って、夜はお墓にだれもこないけど、強い香りの花が咲いて、祖父が一人ではないという事を感じてくれたらうれしいなぁと思いました。私が祖父のお墓を一生懸命洗っていると、祖母と母が「一生懸命洗ってくれるからじいじも喜んでくれていると思うよ。」と言ってくれました。私はそれを言ってもらった時、「そうなんだ、お墓自体が祖父なんだ。」と思うと、うれしくなりました。そして、これからも祖父のお墓を一生懸命洗おうという気持ちになりました。お線香をあげる前になると、よく祖母と母が祖父の話をしてくれます。私はその話が始まると、昔の祖父の事を知れると思い、ワクワクします。前、祖母と母はこんなことを言っていました。「祖父はお酒やパチンコが好きだけど、夕食を食べる前にはちゃんと帰ってくるし、もうかるとよく私達をご飯を食べに連れて行ってくれたりしたんだよ。」私はこの事を聞いて、祖父は優しくて、家族想いだったんだと感じました。母は「ぶつだんの上においてある祖父の写真は、初孫の私を呼んでいる時の、笑顔の写真なんだよ。」と教えてくれました。私はこのことを聞いて、私はすごく愛されていたんだなぁと思い、うれしくなったり、でも祖父が亡くなったと思うと悲しくて、でもうれしくて、こんな気持ちになりました。そのあと、線香をあげて手を合わせると、いつも穏やかな気持ちになります。
 私も祖父が残してくれた思い出を胸にのこし、命をつないでいけたらいいと思います。そして私の孫にも祖父の話をしてあげたいです。

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