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いのちをつなぐ手紙

No.6438
小学校5年生

 わたしが3才のときに、愛犬がなくなりました。名前はすず。通称スーちゃん。スーちゃんを最後に見たのは、保育園に行く前。ダンボールの中で眠っていると思っていたわたしは、スーちゃんに
「バイバイ。行ってくるね。」
とだけ言って家を出ました。そして、家に帰ってくると、いつもならほえるはずのスーちゃんが、ほえていないのです。おかしいと思って、家中をさがしました。しかし、スーちゃんは、いませんでした。
 わたしは、スーちゃんと遊んだり、散歩をした記憶がありません。しかし、このことははっきりと覚えています。そして、これからもわすれないでしょう。いや、わすれてはいけないとも思っています。このことを思い出すたび、なみだがあふれます。
 それから、わたしは、去年から犬を飼い始めました。名前はキキ。キキが幸せに生きていってほしいです。
 人間も動物も人生は1回。命も1つ。そのたった1つの命を、めいっぱい、楽しく生きていこうと思います。
 今、病などで、苦しんでいる人がいる。それなのに、自分から命をたとうとしている人もいる。苦しんでいる人からすれば、
「助からない命もあるのに、なぜ命をたってしまうのかな。わたしに、命をもう1つちょうだい。」
わたしならそう思います。命をたとうと思っている人には、わけがあるはずです。それを、まわりの人に聞いてもらうとスッキリします。命をたとうとしている人、人生は1回。楽しんで生きてください。

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