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大切な宝物

No.6423
小学校5年生

 「平和な世の中になったなぁー。」というのがおじいちゃんの口ぐせです。ぼくのおじいちゃんは、今のぼくと同じ小学5年生の時に終戦をむかえたそうです。そのころの日本は戦争の真っ最中で、男の人は戦地に行き、女の人も国の工場で働いて、まだ小学生だったおじいちゃんも、明日自分がどうなっているか分からないじょう態で、今のぼく達では考えられない時代を生きてきたそうです。
 そんなおじいちゃんの口ぐせの様に、今ぼく達は平和にくらしています。当たり前の様に学校へ行き、友達と遊び、おいしい物を食べて、あたたかいふとんでぐっすりとねむっています。平和で便利な世の中になったはずなのに、なぜか心が満たされず、人を殺したり、自ら命を絶ってしまったりと、たくさんの悲しいニュースが、毎日の様にテレビで流れています。
 この地球上には、多くの人が住んでいて、みんなそれぞれの人生をおくっていて、きっと色々な理由があるのだと思います。しかし、命に重い軽いはありません。みんな平等にあたえられた一つの大切な宝物です。そんな宝物を、と中でこわす様な事はあってはいけないと思います。ぼくはぼくを産んでくれた母や育ててくれた父、兄弟や友達、ぼくの周りの全ての人、そして平和な世界に感しゃして、これからも命を大切にして生きたいです。

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