大切ないのち

　いのちって何？いのちってどうして大切？私は、いつもそう考えていました。あの事実があるまでは…。
　朝おきてすぐひいじいちゃんがなくなったことを母から聞きました。その時、頭が真っ白になりました。妹たちは、泣いていました。小さいころからかわいがってくれたひいじいちゃんなので、なくなったことをしらされたときは、とてもショックでした。デイサービスにいて、としもけっこういっていたから、しょうがないよ、とくり返し自分にいいきかせました。それでもショックをおさえることは、できませんでした。
　それから数日たって、だいぶ落ち着いてきました。お葬式は、お祭りの時だったので手をあわせにだけいきました。この時初めて命の大切さがわかったような気がします。
　命は、人によってちがうけど、重さはみな同じ大切なものです。その命をなくすと家族、親せき、知り合いなどがとてもかなしみます。命を大切にするために、危ないと思ったことは、やらないようにしています。
　生きることは、いろいろなことに何度もチャレンジできることだから、生きるということは、すばらしいことです。死ぬということは命がなくなるという意味ですが、私は、人生を終えるという意味もあると思います。自殺する理由は知りませんが、としをとるのはあたりまえだし、死を自分からえらんだわけではないので、私も人のことをいうけんりはないけど、亡くなった人は悪くないし、あまりかなしまない方がいいと思います。ですが自殺は自分の命をなくすことだし、殺人も命を奪うことなので良くないと思います。