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ひいおじいちゃんとひいおばあちゃん

No.6373
小学校5年生

 私の記おくにのこっているのは、ひいおばあちゃんだけ。ひいおじいちゃんは、私が生まれる前に亡くなってしまった。写真も見たことない。だから、ひいおじいちゃんのことは聞いたことがあるだけで、くわしくは知らない。
 ひいおばあちゃんは、きょねんの6月ぐらいに亡くなってしまった。おそうしきのときは、みんなないていた。おそうしきは、ちょうど3時くらいにおわった。学校でいう、かえりの時間。家についたころには、おそうしきのときのなみだは消えていた。ひいおばあちゃんはやさしかったから、おそうしきのとき、さらになみだが出た。ひいおばあちゃんは、子どものときからおこらなかったって聞いたから、もっとかなしくなった。ひいおじいちゃんは、私のママが子どものころに亡くなってしまった。だから、私はひいおじいちゃんのことを知らない。
 ひいおばあちゃんは、としをとってもやさしかった。私がほいくえんのときは、よくひいおばあちゃんにあそんでもらってた。でも、ひいおばあちゃんはぜんぜん外に出ないから近くの公園しかあそびにいったことがないけど、私はそれでまんぞくだった。だから、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは、仲よく天ごくでくらしているのかな?と思ったりもした。ひいおじいちゃんにも会ってみたいな、とも思った。数年後にはわすれてると思っているけれど、これだけはわすれたくない出来事だった。

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