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すくえる命

No.6340
小学校5年生

 数年前、オレンジ色のふうとうがとどきました。中から、「ドナー」という文字が見えました。今、病院に入院している知らない人にいしょくが必要で、それのいしょくをしてくれる人、ドナーに、お母さんになってほしいという手紙でした。この手紙がくるのは、もしも今回のようになったときに、「いいですよ。」といえることを表すカードを、もっていたからです。
 お母さんがカードを作ったころは、病院で働くかんごしでした。とくに、まだ若い人の「まだ死にたくない。」という、くやしい死を、たくさん見てきたのです。だからこそ、すくえる命はすくいたいと、カードを作ったのでした。
 でも、そのころは健康でしたが、今は持病があります。その中でとどいた手紙。少し心配でした。結局、このままだとお母さんの持病がうつるか、いしょく先で悪化するかで、あぶないので、いしょくをやめるという連らくがきました。これによって、知らない人の命はたたれたのか、すくわれたのか、わたし達は知ることができませんでした。ドナーは、少ない、いないかもしれない。その中でも、すくわれることに、希望をもちたいです。
 最後にちょっといいこと。病院からのすすめで、お母さんの持病は、みるみるよくなっていきました。

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