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No.6284
小学校5年生

 新型コロナウイルスが流行り、どのニュースでもやっています。感染者数や重症者数、そして死亡者数。わたしは、今まで死亡者数を見ると、また増えたんだ、こんなに増えたんだと、おどろくことはあっても、悲しい気持ちにはなりませんでした。でも、お母さんがこう教えてくれました。
「数字で見るとただの1だけど、一人一人家族や知り合いがいて、その人たちにとって、とても大切な人なんだよ。」
この言葉を聞いて、初めて悲しくなりました。
 わたしのおばあちゃんの家には、ルビーというねこがいました。ルビーは白ねこで、目の色がとてもきれいでした。わたしがようち園の時でした。運動会の日、朝、おばあちゃんをむかえに行きました。ルビーは、ねどこでまるくなっていました。前日の夜、亡くなったのです。わたしは、その時のことをあまり覚えていません。ルビーがいた時のことも、あまり覚えていません。けれどわたしは、「うそでしょ。」と、悲しくなったのは、はっきり覚えています。
 わたしは、今でもねこは大好きです。ペットショップで白ねこを見つけると、わたしは、かわいいなぁと思います。でも、「ルビー」には会えません。命は一つ。代わりはありません。だからわたしはもし、「死にたい」と思っている人がいたら、こう言いたいです。
 あなたは、家族や知り合いみんなの「宝物」です。だから、命を大切にしてほしいです。

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