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拾った小さな命

No.6277
小学校5年生

 ぼくは、命の大切さを感じる体験がありました。4月の終わりごろ、お父さんが仕事から帰ってきたとき、子ねこが入ったダンボールを持って帰りました。その子ねこは、弱ってて両目が開けないじょうたいの捨てねこでした。お父さんのしょく場は、木材のリサイクルをする所で、子ねこは木のごみの山に捨てられていました。ごみの山からダンボールの箱が落ちて、子ねこがニャニャと鳴いていたおかげで、見つけることができました。あやうく重機械にひかれそうになっていました。
 お父さんが子ねこを拾って家につれて帰りました。最初は、お母さんが反対をしましたが、子ねこはとっても弱っていたため、子ねこのことを気の毒に思ってひきとることを決意しました。ぼくたちは、子ねこが生きのびれないと思っていたけれど、8月の今では、大きくなってとても元気な子ねこになりました。今は家族の一員となっていて、名前はギンくんです。ギンくんが家に来たばかりのころ、みんなは、ギンくんが死んでしまうか心配していました。ぼくたちは必死にギンくんをあたためたり、ミルクをあげたりしていました。そのころに、ぼくは命の弱さと命の大切さを感じました。
 自分で何もできなくて、だれかのせわがないといけない弱さ、その小さな命も大切であることを学びました。ギンくんの「生きたい」思いと、ぼくたちの「死なせない」思いはとても感動的なものでした。これからも、ギンくんは家族の一員として生き続けます。

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