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そんけいするおばあちゃん

No.6248
小学校5年生

 私は3人の兄弟の1番最後に産まれました。上から、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして私でした。私は、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんに会ったことが全くありません。私のお兄ちゃんは会ったことがあると、母から聞いたことがあります。私は会えなくて、とてもざんねんに思いました。しかし、私のおじいちゃんとおばあちゃんは、私にものすごくやさしく接してくれるので、何よりうれしかったです。
 私のおばあちゃんは、がんでした。でも、病院で入院はすこしもせず、家でいつも笑顔でいてくれました。がんのせいで食べる量がへり、だんだんとやせ細っていくおばあちゃんを今思い出すと、自分までくるしくなっていき、涙がこぼれてくる時があります。おばあちゃんは近くに住んでいないので、あまり行ってあげることができませんでした。おばあちゃんの家へ行ってあげると元気になり、ニコニコ笑ってくれました。そして、何日か会えない日がつづいていた時に、おばあちゃんが天国へ行ってしまったことをしらされました。私はどんなにくるしくても、笑顔で入院もせずに、ニコニコしてくれていたおばあちゃんがとてもすごいと思い、そんけいしました。私もおばあちゃんのような人になりたいと、あらためて思いました。

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