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大切な命

No.6157
小学校5年生

 大好きなおおばあちゃんが亡くなりました。よく笑い、よくしゃべり、やさしいおおばあちゃんでした。92才で、戦争も乗りこえて、元気いっぱいで一生けんめい人生を生きた大せんぱいです。おそう式の日、ぼくも家族も悲しい気持ちでいっぱいでした。死を初めて目の前にした日でした。
 その数日後に、ぼくは新聞の記事で自さつのニュースを見て、むねがいたくなりました。どうして自さつをしてしまったのか、ぎもんに思ったのです。せっかくこの世に生まれたのに、なぜ自分で自らの命をたってしまったのだろうか。死んでしまった後に残された家族のことは、考えられなかったのだろうか。病気やじゅみょう、じこで生きたくても生きられない人がたくさんいるのに、など色々なことを思いました。自さつしてしまった理由はその子にしか分かりません。だれかに相談したらもっとひどいことをすると言われたり、人から見えないところでいやなことをされたりして、だれにも相談できずに、いっぱいいっぱいなやんで苦しんで、自さつという形になってしまったのではないのかなとぼくは考えました。
 そこでぼくは、いじめのことで苦しんでいる人たちに「一人じゃないよ」ということを伝えて、少しでも相談しやすいようにすれば、自さつがへるのではないかなと思いました。
 自分の命をなくす前に、少しでも考えてほしいです。命の大切さや、自分のまわりに、きっと味方がいて助けてくれる人がいるということを知ってほしいです。これからもぼくは、自分の命を大切にして生きていきたいです。

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