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世界にたった一つの命

No.6135
小学校5年生

 ぼくは、ようち園の時に、カインズというお店の金魚すくいで、1ぴきの赤い金魚をすくいました。生き物を飼うことは、その時が初めてだったので、少し、きんちょうしました。
 まず、水そう・えさ・ポンプなどを用意し、水そうにポンプを取りつけたり、水を入れて、金魚を放しました。その時ぼくは、こう思いました。「名前をつけて、大切に育てよう。」ぼくは、「ギャバ」という名前に決めました。
 毎日、ギャバにえさをあげて、水そうがきたなくなったら、きれいにしました。小さな金魚だったギャバは、どんどん大きくなって、3年くらいで、今のぼくの手のひらより、少し大きいくらいになっていました。
 ある時、ぼくが学校から帰ると、母から、ギャバが水そうの下に横たわって、死んでしまったことを聞きました。赤い金魚だったのに真っ白になって、ビニールぶくろに入ったギャバを見て、悲しい気持ちになりました。
 母とギャバのおはかを作るために土をほって、ギャバを土の中に入れたしゅん間、なんと、ギャバのエラが、かすかに動いたのです。それを目にしたぼく達は、いそいでギャバを水そうにもどし、薬浴や塩を入れたり、いろいろなことをネットで調べて、元気にさせようとしました。
 何日かして、元気に泳げるようになったギャバを見て、ぼくは、とてもうれしかったです。命とは、すごいな、と思いました。
 それから1年たつと、ギャバは、病気になって、本当に死んでしまいました。もっと、いろいろなことをしてあげればよかったと思いました。
 命というものは、いつか必ず消えてしまうもので、とても大切だと思いました。

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