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いろんないのち

No.6130
小学校5年生

 「死んで楽になりたい」と思っているのは人間だけということ。ほ乳類はじょうきょうをはんだんして、行動するために能力を発達させたのです。そして未来予測をしはじめます。犬にたとえると「お座りをすれば、ごはんがもらえる」と未来を予測します。人類はこの先を予測するという能力を高度にはってんさせました。なので「死んで楽になりたい」や、ぎゃくに「死ぬのがこわい」と思うのです。
 ほ乳類ではない「コウテイペンギン」の子育てを調べました。コウテイペンギンのオスは子育てがとても過酷だったのです。まず5月から6月に大きなたまごをうみ、オスはメスからたまごをあずかり、4カ月間なにも食べません。さらにマイナス60度の中たまごをあたためます。メスは体力の回復や、えさをひなにあたえる用に魚を海に取りに行きます。それから帰ってくると、オスはやっとえさを食べられますが、海まで100キロメートル近くあるため、ほとんどのオスが死んでしまいます。これを生きているかぎり、ずっとくりかえします。
 このように、こんなじょうきょうでもけっしてあきらめず、死にたいと思わずに、いっしょうけんめい子育てをやっています。
 そして死にたいと思っている方、ここにいることはきせきです。3億分の1のかくりつで、ここにうまれています。来世は人間として生きられるかもわかりません。なので、人間でしかできないけいけんをここでできるといいですね。

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