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No.6103
小学校5年生
「今、何してる?今度、野外活動に行くんだよ。運動会もあるよ。」
今年2月、ばぁばは天国へ旅立ちました。私の産まれた時から、ばぁばはずっと近くにいてくれた。私や姉やいとこの成長を、いつも応援していてくれた。毎年運動会があると、お弁当を作ってきてくれた。誕生日には、誰よりも先にメールでお祝いを言ってくれた。元気に仕事もしていた。ばぁばの作ってくれたカレーが大好きだった。いつも笑顔でいろいろな話をしてくれた。ばぁばはもういない。私も母もおばちゃんたちもたくさん泣いた。とっても悲しいできごとだった。
おそう式の日、おっさまが言った、
「おばあちゃんは、お星様になって、これからも皆のことを空から見守っているよ。」と。母は空を見上げる時が増えた。
母にとってばぁばは、お母さんだ。私が母にお話をしているように、母もばぁばにいろいろお話をしているのだと思う。私も何か伝えたいことがあったら、空を見上げたいと思う。どんな時も、ばぁばは見守っていてくれる。これから中学生になって、高校生になって、大人になっても、ばぁばは近くにいてくれる。
家族の死はとっても悲しい。とっても辛い。約束していたことはたくさんあったけど、ばぁばもそれができなかったことをきっと、「ごめんね。」って言ってる気がする。
はなれて暮らしていたけど、今はぐっと近くにいるばぁば。
「ばぁば、これからもちゃんと見ててね。」
2月のその日は、私の大事な大事な日となりました。
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