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生きてるって幸せ

No.6100
小学校5年生

 私は、1年生の時に川崎病という病気にかかってしまいました。家族全員、最初はただのカゼだと思っていました。ですが、1日ごとにひどくなって、3日目には食事が出来なくなり、40度近くの熱が下がらず、救急車をよびました。私が目を覚ました時には、病院のベッドでねていました。まだ1年生だったので、こわくなって泣いてしまいました。私は最初何の病気か分からなかったので、ICUという特別室にいました。たくさんの機械が体中に付いていて、おふろに何日も入れませんでした。あまり機械についてはよく分かりませんが、いつも点てきや体の状態を調べる機械などが体中についていたのはよく覚えています。川崎病になると舌が赤くなったり、足などにブツブツができてしまったりします。それに高熱もよく出るそうです。何日かして、私にもそのしょう状が出たので、川崎病だとしんだんされました。そして川崎病の薬を注射してもらったおかげで、みるみるうちに元気になりました。
 入院中、私が辛かった事はご飯があまり美味しく感じられずに、ただの味のしない物を食べているような感じがしたことでした。お姉ちゃんがお見まいに来てくれて、お茶を飲ませてくれましたが、まるでお水を飲んでいるようでした。そして点てきをつけながら歩くのは、とても大変でした。退院前にかんごしさんが「入院中のあなたの心ぞうの速さは、24時間ずっとランニングで走っているのと同じ状態だったのよ。」と教えてくれました。確かに苦しかったので、私はとてもびっくりしました。
私はこの体験から、食べられること、歩けること、そして命があることが大切なんだなと思いました。

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