緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

命について

No.6086
小学校5年生

 命は限りあるものです。奇跡が重なったもの、親からもらったもの、天から授かったものといろいろな感じ方があると思います。その中でも奇跡が重なったものというのが一番すごいなと感じます。ぼくのご先祖様が一人かけてもぼくはここにはいられないのです。もし今ここでぼくが命を落としたら、ぼくから続くはずだった命は生まれて来ません。自分が生きていれば、何十人何百人と命が続いてくかもしれません。自分が死んだらどうなるかを考えてみると自分の命の大切さがよく分かると思います。
 今年の3月、ぼくのひいおばあちゃんが87才で亡くなりました。小さな頃は毎週のように遊びに行ったり、バーベキューの時には大好きな五平もちを焼いてくれたり、おばあちゃんとの思い出はたくさんあるので、亡くなったことはとても悲しいです。しかし87才だったおばあちゃんには親せきがたくさんいました。葬儀はとても悲しい雰囲気でしたが、合間の時間にはおばあちゃんとの思い出話で少し笑顔の時間も過ごしました。後悔や悲しみだけじゃない、最後はなんだかとても気持ちが良いなと思いました。
 しかし、自ら命を絶とうとする人も少なからずいることでしょう。生きていたら死にたいくらい大変なことや辛いこともきっとあるのかもしれません。でも、ぼくが亡くなった後の家族や友達の気持ちを考えると、自らを殺す自殺だけは絶対にしたくないと思います。生きたくても生きられない病で亡くなる方もいるのです。
 この作文で命のことをたくさん考えるきっかけになりました。
 新型コロナウイルスの流行で大変な世の中ですが、いつか笑って思い出話が出来るように、もっと毎日を大切に頑張りたいと思います。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?