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いのちをつなぐ手紙

No.6077
小学校5年生

 2020年1月、中国で新型コロナウイルスがまん延しました。中国の他にもフランスやイタリア、アメリカや韓国で続々とウイルスは広まり、今となっては世界中で感染が多くなっています。さらに、たくさんの人が亡くなりました。私が見ていた志村けんさんもその一人です。いつも元気にみんなを笑わせていたのに、あっという間に亡くなってしまう、そんな悲しいことがあるんだと信じられない気持ちになりました。このことが私にとって、命の重さや大切さを改めて考えるきっかけとなりました。
 今までの私は、自分は小学生だし、家族もみんな元気で、毎日それがあたり前のことで深く考えることがありませんでした。でも、それは幸せなことだと今は思います。家族と一緒に笑ったり、お姉ちゃんたちとケンカしたり、学校に行って勉強したり、友達と遊んだり、考えたらきりがないくらい私の毎日は当たり前のことがいっぱいです。でも、今回のように病気になったり、突然事故にあってしまったら、なにげなく過ごしていた毎日もなくなってしまうかもしれないんだなと気付きました。そう思うと、毎日の生活をとても大事にしようと思いました。
 コロナウイルスに感染してしまったことで、SNSでひどいことを言われてしまっている人がいるのをニュースで知りました。私は小さい頃から家族にも先生にも、自分がされてイヤなことは人にもしちゃいけないと教わってきました。きっとすべての人が私と同じように教えてもらっているはずです。こんな時だからこそ、相手を思いやる気持ちを強くもって人と接していきたいと思います。
 わたしはこのコロナウイルスによって、家族、友達、学校の先生と一緒に相手を思いやる心を忘れずに、今生きていることを大切にしながら、明るい未来を作っていこうと思います。

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