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命の輝き

No.6018
小学校5年生

 「ピーポー、ピーポー」
救急車の音が鳴りひびいた。わたしは目が覚めた。
「ここどこ。」
わたしは思わず聞いてしまった。するとお母さんが
「病院だよ。車で意識がなくなったのよ。」
と答えてくれた。それは、幼稚園年長の冬のある日の出来事だった。インフルエンザで高熱が出て、意識がなくなってしまった。家族みんなが心配してくれていたということを聞いて、命がなくなるということは、それだけみんなを悲しませる事だと知った。私はその病気から回復をしたけど、今、世界では新型コロナウイルスがはやっていて、亡くなる命がたくさん出て、たくさんの人が悲しんでいて、世界はこれからどうなるのか分からなくて、不安な気持ちがある。その中で、なにか自分でもできることがあるのではないかと思った。例えば、なるべく外出をしないということを守ろうと思った。
 命というものは一つしかない。だから一生けんめい生きている。もし自分がいなくなったら、家族や友達がどれだけ悲しむか想像してみると、どうしても生きたいと思う。生きるために命はあるということを、自分も経験したからこそ、私は今、新型コロナウイルスで苦しんでいる人に伝えたいと思った。

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