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トンボが教えてくれたこと

No.6011
小学校5年生

 ぼくが朝早く起きて、カブトムシをつかまえに出かけた日のことだった。
 歩いていたら、公園の道に1匹のトンボがいた。そっと近づいてみると、そのトンボはにげなかった。木の枝でつついてみたら動いたので、生きていることが分かり、ほっとした。でもよく見てみると、右下の羽が破れていた。けがをして飛べないトンボだった。ここは公園を散歩したり、ジョギングしたりして、たくさんの人が通る道の真ん中。このままにしておくと、だれかにふまれて死んでしまう。ぼくは不安になった。そこで、そっと手にとって、公園のすみっこの草むらにやさしくおいてあげた。
 虫にも花にも、なくてはならない一つ一つの大切な命がある。だから、その一度きりの命を大切にしてほしい、そう思った。

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