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1匹の生物にも1つの命

No.6010
小学校5年生

 ぼくは、昨年の夏、祖母の知り合いにカブトムシをもらい、飼っていた。
 そのカブトムシをもらう前、ぼくは、アゲハチョウの幼虫にエサを毎日あげて、脱皮させ、成虫にしたことがあり、少し自信があった。なので、カブトムシを育てようと決めた時、最初はしっかりエサをあげていたけれど、ちょっとならエサをあげなくても生きていると思い、どんどん世話をしなくなっていった。ついには、カブトムシが死んでしまった。それを放置していたら、次の春に、カブトムシがうんでいたらしい幼虫が、ケースの中から出てきた。世話をしなかったので、ふよう土がかんそうしてしまった。そのため、幼虫が死がいのままふよう土から出てきたという知らせを母から受けた。自分が世話をしなかったせいで、10匹もカブトムシが死んでしまったと思い、ショックだった。その事から、小さい生き物にも1つの命があり、飼うと決めたら最後までしっかり飼うと決めた。
 命を大事にするのは人間も一緒で、人は一度しかその人生を歩めない。だから、今しか味わえない事を精いっぱいがんばらなければいけない、という事をカブトムシの失敗から学んだ。今年も、カブトムシを飼おうと思うが、昨年とはちがい、エサをしっかりあげて、大切に飼っていこうと心に強く思う。

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