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新しい命

No.5881
小学校5年生

 今年の5月、私の弟が産まれました。出産の時、私は立ち会うことができ、どんなふうに産まれてくるか知ることができました。
 産まれる前はじんつうがはげしくて、お母さんは、すごくいたがってました。じんつうが何回かきた後、赤ちゃんの「おぎゃー」という泣き声がしました。その時私は、お母さんの横で見ていました。産まれたばかりの赤ちゃんを見るのは、はじめてでした。その後、すぐに助産師さんがタオルにくるんだ赤ちゃんをだっこさせてくれました。手や顔などがすごく小さいし、たいじゅうもすっごくかるかったです。赤ちゃんは、とてもかわいかったです。
 それから、お母さんと赤ちゃんは退院して家にかえってきました。毎日ミルクをあげたり、オムツをかえたり、赤ちゃんが泣いたらだっこをしたりしました。赤ちゃんのお世話がこんなにたくさんあるのをはじめてしりました。
 最初は目が見えないので、全ぜん笑わないし、お話をしませんでした。2ヶ月がすぎたころから、だんだん笑うようになりました。3ヶ月になるころには、だんだんオモチャをもつようになったり、お話をするようになりました。さいきんでは、私もだっこしたり、あやしたりしています。笑った時の顔は、いつもよりすごくかわいく、あそんでいる時は、とても楽しいです。これからハイハイしたり、歩いたりするのが楽しみです。
 今年、私は11才になります。いたい思いをして産んだり、大きくなるまでそだててくれたお父さん、お母さんが、とてもすごいと思います。これからは、弟のお世話をして、やさしいお姉ちゃんだと思ってもらえるようにがんばりたいです。

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