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メダカが私に教えてくれたこと

No.5877
小学校5年生

 私は、5月の連休に自分で選んだメダカを7匹飼うことになりました。でも、メダカ達は飼い始めて4週間位たつと、1匹、また1匹と死んでしまいました。そのたびに私は、たくさんたくさん涙を流しました。ちょうどその頃、「命のつながり」の勉強をしました。クラスでメダカを飼うことになったのです。夏休みの直前、私はそのメダカを2匹ゆずり受けることになりました。今度こそ、と頑張りましたが、1匹のメダカは、また死んでしまいました。
 今回のメダカの飼育を通して、死んでしまったメダカから、私は大切なことを教えてもらいました。それは、自然の生き物を飼育することは、簡単ではないということです。自然の池や川と水そうは全くちがいます。メダカは自然の生き物です。メダカは、仲間とはなされ小さな水そうに入れられるのは、とてもいやだと思います。私だったらたえられません。メダカと出会う前の自分が、次々と死んでいくメダカを見たら、きっとこう思ったでしょう。「どうせ死ぬし、お世話も面どうだから、飼うのをやめよう。」と。でも、今の自分はちがいます。メダカの飼育をやめることは同じでも、メダカのためにやめます。なぜなら、私がゆずり受けずに自然にもどしていれば、メダカ達はもっともっと長く生きられたからです。あのメダカ達はぐうぜん生きる時間を短くされ、人間によって命をうばわれました。人間、私の欲で、自然の生き物、メダカを傷つけてしまうなら、私は、メダカの飼育をやめます。人間も自然の生き物も、共に生きていけるかんきょうが大切だと思うからです。
 今回私は、メダカの飼育を通して、大切なことを学びました。これからは、メダカやその他の生物が、自然界で元気にくらしていけるように見守っていこうと思います。限りある命は、とてもとても大切なものだから。

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