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思いやりを持って

No.5854
小学校5年生

 ぼくの心の中の「ぼく」へ。
 ぼくは、今のぼくに手紙を書いて伝えたいことがあります。思いやりを持って人に接する事ができていますか。ぼくは、すぐにイラついて、がまんができてない時が多いよね。それはつまり、心がせまいって事なんだよな。
 この前も、お母さんから怒られた時にイラついて、
「ぼくなんかいなくなればいいんだ。」
と言ってしまった。本心ではなかった。言ってはいけない言葉だとは分かっている。でも、後先考えずに口から出て来てしまった。どうしてぼくは、自制がきかないのだろう。がまんが足りないということだけではないはずだ。ぼくは、欲望おもむくままに、思いつきで行動をしているのではないか。きっと自分は、許されると思ってあまえがある。
 ぼくは、将来、人から頼りにされるような大人になりたい。そのためには、心が広くて優しい、強い気持ちを育てていきたい。お父さんは、子供のうちはたくさん失敗して、たくさんつらい思いをして、同じ誤ちをくりかえさないようにするのが大事だ、と教えてくれる。今のぼくは、思いやりを持って人に接しているとは、胸を張って言う事ができない。
「ぼくなんか、いなくなればいいんだ。」
あの時ぼくが言った言葉は、どれだけお母さんの心をきずつけ、どんなに悲しい思いをさせたのだろう。相手の立場に立って、冷静になって考えてみると、自分の誤ちに気づくことができる。
 ぼくは、今まで身近な周りの人たちから、思いやりを持って接してもらえてきた。とてもうれしくて、優しい気持ちになる。今度は、ぼくが思いやりを持って行動する番。そのために、すぐイラつかない強い気持ちでいよう。

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