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1つだけの命

No.5792
小学校5年生

 ぼくは、先生やお母さんから、自殺の話、命の話を聞くことがあります。そのたびに、なぜ自殺をした人は、自分で自分の命をすてるのだろうか?と疑問に思います。道徳では、いじめの話について、みんなで意見を出し合い、考えることがあります。そんな話を聞いているうちに、ぼくは、「命とは何か」と思いました。そして、命は、1つしかない、大切にしなければいけないものだと気付きました。これは、あたりまえのことですが、これを守らない人がいるから、自殺をする人がいるのです。本当は、1人もいてはいけないと思います。
 ぼくがもし、いじめをされたら、先生や家の人に言います。でも、友達には、少し言いづらいです。いじめられて亡くなった人は、話す人がいなかったのか、それとも、話そうとしても聞いてくれなかったのか、と思います。
 いじめのように、人とのかかわりからうまれる悲しみは、人の力でなくすことができます。いじめをする人も、それを見た人も、された人の気持ちになってみれば、いじめは少なくなり、助けてあげる人も多くなると思います。

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