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小さな命も消さないで

No.5789
小学校5年生

 私は、金魚を飼っている。その中で、私が1年から3年まで飼っていた金魚がいた。初めて飼った金魚だったので、毎日話しかけてかわいがっていた。とても元気だったが、急に太り、おなかを上にして背泳ぎのように泳ぐようになってしまった。ネットで調べたら「転ぷく病」という病気のようだった。「育て方が悪かったのかな。お願いだから、死なないで。」という気持ちでいっぱいだった。結局、私は何もできず、金魚は死んでしまった。
 たかが金魚と思う人もいるだろうが、命は命、生きている。でも生きている物は、いつか死んでしまう。金魚に限らず、生き物を飼うには、死んでしまう「覚悟」、病気の時の世話や、飼えなくなった時も捨てず、最後まで面どうを見る「責任」が必要だと思う。
 捨てられている犬やねこの写真を駅前で何度か見たことがある。その犬やねこ達は、ぎゃくたいされていて、大けがしていたり、やせこけていたりした。「死んでしまうまで、しっかり育てればいいのに。世話ができなくなったら、ペットショップへ相談すればいいのに。」と思った。私は、捨てられているのを見たら、すぐに助けてあげたい。でも、家で飼えるだろうか。反対されることもある。かわいいからといってペットを飼い、いらなくなったら捨てる、そのようなことを起こさないためにも、さいしょから「飼わない」という選たくも必要なんだと思った。
 死ぬということは、この世からいなくなることだ。私は考えたことがないから、とてもこわい。人だけでなく、ペットも1つの命。だから、ペットを飼う人たちは、「覚悟」と「責任」、そして最後まで責任を持つ自信がなければ「飼わない」という選たくも考えてほしい。捨てられる命を少しでも減らしてほしいと思う。

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