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いのちをつなぐ手紙

No.5783
小学校5年生

 私は、この間、生まれて初めて、しんせきのおばあさんのおそう式に行きました。みんなは、亡くなったおばあさんをさわっていたけど、私はこわくてさわれませんでした。母によると、とても冷たいそうです。納骨の時に初めて人間の骨を見て、びっくりしておどろきました。骨だけになったおばあさんは、とても小さくて、小さい骨つぼに入れられました。人間は、死ぬとあんなに小さくなるんだと思いました。2年前にいとこが産まれたけど、それよりも小さかったです。人間は小さく産まれて、死んだら小さくなるんだと感じました。
 私は、おきょうの事が全く分からず、と中でねむくなってしまいましたが、おきょうをあげてもらうと、天国にいけるそうです。日本のおそう式は、こうやってやるんだと知ることができました。私のしんせきはたくさんいますが、みんな遠くにいます。おばあさんのおそう式は、たくさん人が来ていました。私は一人っ子なので、家族をたくさんつくって、おばあさんになってから死にたいと思いました。今後の人生では、あまりおそう式には行きたくないので、家族を大切にして、みんなに長生きしてもらいたいと思います。
 私は、このような体験をしましたが、世の中には大切な人を失って、もっと辛い体験をした人がいると思います。命は自分たちの目で見えなく、さわることもできないけど、一人一人にあたえられた命は、生きることを宿命に生まれたと思います。私は、死んだおばあさんに会ったことないけど、生きる時にはこのようなこともあるんだと思いました。生きることは、私たちにとって、この上ないしあわせです。私は、命が続くかぎり生きたいです。

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