緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

いのちをつなぐ手紙

No.5768
小学校5年生

 私が命の大切さを知ったのは、2年生の時でした。引っこしをしてしまう友達から、2ひきのハムスターを引き取り、大事に育てていました。やさしく頭をなでてあげると、喜んでいるような、とてもかわいい仕草をします。そんな2ひきを見ていると、リラックスができ、勉強もがんばれる気がします。ケージそうじやえさやりなど、生き物のお世話の仕方や大切さも学びました。
 ある日、そのうちの1ぴきが冷たくなって動かなくなっていました。私はその日、1日中泣きさけんでいただけでした。学校でも、友達から心配されるほど落ち込んでいました。私がそれから立ち直ることができたのは、家族のはげましのおかげでした。「これでお別れではない。いつも私たちを見守ってくれているんだ。」と思うようになったからです。死んでしまっても、私の心の中でいつまでも生き続けているのです。
 私は、その時、自分の大切なそん在が死んでしまい、辛くて自分も死んでしまいたいくらい悲しい感情を初めて知りました。そして、それを受け止め、家族の支えで乗りこえることができました。今まで、私の毎日をさらに楽しくしてくれたハムスターに感しゃをし、その思い出を大切にして、前向きに生きたいなと思います。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?