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2つの『いのち』

No.5747
小学校5年生

 私はこの1年間で、生まれる「いのち」となくなる「いのち」を体験しました。
 去年の6月にいとこが生まれましたが、少し早く生まれてしまい、体重は約520グラムでした。そのため病院のNICUという所に半年間入院して、現代の進んだ医療とたくさんの人に支えられたおかげで元気に成長できました。私は、赤ちゃんはみんな元気に生まれてくるものだと思っていましたが、すぐに退院できない赤ちゃんもいることを、この時初めて知りました。
 私のおばあちゃんは、私が生まれる前から血液のがんでした。治療がうまくいき、しばらくは元気で安心していましたが、2年前に再発して、どんどん出来る事がへっていき、12月に亡くなりました。私が小さい時からかわいがってくれていたおばあちゃんがいなくなったことが信じられず、とても悲しかったです。本当はもっともっと生きて、おじいちゃんとドライブをしたり、好きな桜や紅葉を見たかったと思います。
 この2つの体験から私は、1人の「いのち」は色々な人に支えてもらっているからあるのだと知りました。私は「いのち」を大切にします。そして、みんなにも「いのち」の重さを感じながら生きてほしいと思います。

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