大切なばあば

　私がいのちをつなぐ手紙に取り組もうと思った理由は、大好きなばあばが大切な存在だと思ったから、ばあばのことについて書くことに決めました。
　私のばあばは、私が赤ちゃんの時、よく泣く私を泣きやむまでだっこしてくれました。足、こしが悪いのに、私をベビーカーに乗せて、よく散歩に連れて行ってくれたり、一緒に買い物に行ってくれました。幼稚園で熱が出た私を、急いでむかえに来てくれました。目がよく見えないのに、私にさいほうを教えてくれました。笑顔でたくさんの話を「うんうん」とうなずいて聞いてくれたり、いつも私のそばにいてくれるばあばです。
　そんなばあばに今してあげたいこと、大人になってしてあげたいことが色々あります。お話が好きなばあばに、もっともっと話をしてあげたいです。ばあばが得意なトランプで遊んであげたいです。私が興味のある料理を教えてくれたから、今度は私がばあばに好きな物を作ってあげたいです。大きくなっても、ばあばが元気でいられるように、できるだけ会いに行ってあげたいです。大人になって、もしばあばが病気になったら、お世話してあげたいです。
　私は、願っています。いつまでも、優しい笑顔のばあばでいてほしい。もし、認知症になっても、私のことを忘れないでほしい。いつまでも、いつまでも、元気なばあばで長生きしてほしいです。
　最後に、私は思います。おじいちゃん、おばあちゃんがいるみなさん、もっともっと大切にしてあげてください。