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愛犬の死を通して学んだこと

No.5724
小学校5年生

 去年の4月、犬の「コロン」が死んだ。コロンは、ゴールデンレトリバーのおすで、13才、人間でいうと100才くらいだ。一緒に散歩に行くと力が強くて、私の方が引っぱられてしまうこともあったけど、死ぬ前は自分で立つこともできずかわいそうだった。コロンとの最後のお別れは火そう場で、たくさんの花をコロンの周りにかざってあげた。そして、焼けた骨を家に持ち帰り、庭にうめた。
 コロンは、体は大きいのにおくびょうで、花火の音が聞こえると、こわくて小さく丸くなっておりのすみの方にいたり、水がきらいで、たまにシャンプーをしてあげると、すぐに逃げ出してしまう様な犬だった。でも、私が学校から帰ると、毎日シッポをふって近よってきた。まるで「おかえり。」と言ってくれている様で、私はそんなコロンが大好きだった。
 コロンが死んで悲しくてさびしくて、コロンの事を思い出すと、また一緒に遊びたくなる。でも、それはもう出来ないのだ。
 私は、コロンとの別れを経験し、命の大切さを改めて感じた気がする。コロンが死んで悲しいと思ったのと同じように、自分が死んだら悲しむ人がいる。だから、私は与えられた命を大切に、これからも精一ぱい生きたいと思う。

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