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1つの命

No.5707
小学校5年生

 ぼくは、4年生になるまで命についてあまり深く考えたことがありませんでした。
 なぜぼくが4年生になって命について考えたのかというと、4年生の5月に交通事故にあったからです。それは、買い物に行った帰りでした。少しちゅう車場で立ち止まっていたら、いきなり後ろからひかれました。「助けて。」といっても車は止まらず、そのまま走り去っていきました。救急車で病院に運ばれ、体の何ヶ所かにけがとしんだんされました。この体験で、命についてとても考えさせられたのです。ぼくたちは、いつ死ぬか分かりません。いつ死ぬか分からないからこそ、1分1秒を楽しく生きるのです。命があるから家族と話したり、友達と遊んだりできる。家族や友達が支えてくれるから命がある。この大事なことをこの交通事故が教えてくれました。
 病気などがあり、生きたくても生きられない人がいることをテレビで見ました。しかし、そういう人がいる中で自さつするなんて、生きたくても生きられない人は悲しむと思います。自さつした人も理由があると思います。でも、ぼくは、家族、友達が支えてくれるから、命があると思います。自さつした人だって、支えてくれる人が1人くらいはいたはず。病気の人も支えてくれている人がいるから生きたいと思うのです。自さつしてしまった人も、支えてくれる人に支えてもらえば、死にたいという思いが生きたいになり、自ら命を絶つことがなくなって、病気の人も悲しまなくなると思います。 
 命は、1つしかありません。だから今を楽しむ。このことを交通事故の体験や病気の人を見て感じました。

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