命は宝物

　ぼくは、命とは何だろうと改めて考えてみました。人は、命がなければ生きていけません。ぼくは、まだ、大切な身近な人やペットを亡くした経験がありません。ぼくは、そんな経験がなくても、分かることがあります。それは、命は何よりも一番大切にしなければいけないものだということです。
　最近、ニュースで様々な悲しい事件を見ました。本当はまだまだこれからも生きたかったという思いの人が、ほとんどだったと思います。なぜ犯人は、そのような事をしてしまったのか、他には方法が無かったのかと、ぼくは考えてしまいます。
　残された家族は、どれほどの悲しみを抱きながら一生を過ごすことになるのでしょうか。亡くなった人に、もう一度会いたいと強く思うでしょう。また、犯人を恨む気持ちも、持ち続けることになると思います。そのような悲しい気持ちや苦しみを抱えながら、生きていかなければならないなんて、ぼくは想像してもしきれません。
　例えば、ぼくのお母さんが突然死んでしまったら、とても悲しいと思うけれど、ぼくは一緒に死んで、お母さんの側に行きたいとは思いません。なぜなら、お母さんが、
「命は宇宙の中の宝物を集めた物よりも大切で、とうとい宝物だよ。」
と言っているからです。
　もしもこれから先、ぼくの周りの友達がこのような悩みを持っていたら、少しでも共感して、辛い気持ちを楽にしてあげられるように、相談にのってあげたいです。みんな必ず、命という大切な宝物を持っています。この宝物を守るために、事故や事件にまきこまれないように気を付けたり、周りの人達にも、命の大切さを知ってもらいたいと思います。