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ハムスターと私

No.5701
小学校5年生

 私は、ハムスターを飼っています。ハムスターはかわいくて、飼いたかったけれど、いつもお店でながめるだけでした。私は、「飼ってみたいな。」と思っていたけれど、「ハムスターは、寿命が短いから飼わない。」と、お母さんは言っていました。しかし、4年生になったばかりのころ、ハムスターが来ました。放課後児童会に入れなくなり、子どもだけで家ですごす時、さみしくないように飼うことになったのです。私は、白くて雪見だいふくみたいだったので、「雪見」という名前をつけました。雪見は、小さな手で野菜を持って食べる姿がかわいいです。
 夏休みに兄が、本川達雄さんの「ゾウの時間 ネズミの時間」という本を読んで、内容を話してくれました。そこで、人間は人間の時間、動物はそれぞれの動物の時間の中で生きていることを知りました。ハムスターは寿命が短いと思っていたけれど、ハムスターの時間は私達より早く進み、しっかり一生を生きるのだと思いました。家に来たばかりの時は、とても小さい赤ちゃんだったのに、私を追い抜いて大人になったのです。雪見の時間が私の時間より早く進んでいると思ったら、ご飯をほしがっている時は、できるだけ早くあげようと思いました。なぜなら、私が野菜を用意してあげるのに、たった3分でも、雪見にとっては長い時間を待っているかもしれないからです。雪見と接する時は、雪見の立場に立って、大切に接したいと思います。
 私も雪見も、一度きりの大切な一生を生きている途中なのは、同じです。これからも、雪見と一緒にすごす時間を大切に、思いやりをもってすごしていきたいと思います。

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